天城ローズファームのこだわり
●土耕栽培へのこだわり
現在の国内のバラ栽培は大きく分けると、土耕栽培、水耕栽培(ロックウール栽培)の2種類になります。水耕栽培を簡単に説明しますとロックキューブと呼ばれるものに挿し木をしチューブで液肥を点滴しながら栽培をする技法です。天城ローズファームは土耕栽培になりますが何が違うのか?と言うと土耕栽培はまず茎がしまってしっかりとしています。そして水揚げの良いバラになります。バラの花と茎と葉のバランスも良くなります。バラ本来の品種の特性が出るのは土耕栽培ならではと考えております。一方連作障害等の問題からバラ栽培の主流は水耕栽培へと移行していきました。
●土へのこだわり
特に土づくりには気を付けています。まず牛糞などの有機質を大量に土に混ぜ込んでいます。そして自家製のぼかしを使い土の中の微生物を常に活性化させることで土に元気を与えます。こうする事で病気に強いしっかりとした樹になります。化学肥料等、土の中に堆積してゆく物は使用しません。
●水へのこだわり
バラたちに撒く水は季節ごと天候ごとに常に量を調整しています。伊豆天城山系から流れてくる天然水はバラたちの生育にもピッタリです。
●低農薬へのこだわり
通常バラの栽培には大量の農薬が使用されます。輸入のバラはなおさらです。当園は化学合成農薬の使用を極限まで減らしています。やむを得ず使用する農薬はMOA自然農法のガイドラインに則り使用が認められたものだけを使っています。人間が手にしたり口にしたりしても安全な植物由来性成分を利用した液肥で病害虫などを防除しています。
●栽培方法へのこだわり
365日毎日バラハウスに入り些細な変化も見逃さないようにバラたちの声を聞いています。朝一番の採花の作業で一本一本のバラの状態をチェックしています。換気、温度管理もこまめに行い常に最適な環境で栽培することを心がげております。そしてバラたちに音楽を聞かせています。自分たちもバラたちも心が和みます。
●品質へのこだわり
天城ローズファームは独自の選花基準でバラの花を選別しています。まず長さ別に10段階程わけます。そしてわずかな茎の曲がり具合、茎と葉のバランス、葉っぱの汚れ、キズ等をチェックします。花弁の変形、しみなども入念に見ていきます。それらを無事に通過したバラだけが高品質なバラとしてお客様の元に届けられます。もちろんB級品、規格外品等も発生しますのでそのようなバラでもよろしければ、ご相談にも応じます。
●花束へのこだわり
常にバラの花束を贈る側、贈られる側両方のお気持ちを考えながら、様々なシーンによりマッチングするよう一束一束丁寧にラッピングをしています。リボン、包装紙は常時、数十種類ご用意していますので、お客様のご要望に合わせました花束をお造り致します。メッセージカードのほうも数種類ご用意させて頂いていますのでお気軽にお申し付け下さい。注文フォームのご要望欄に出来るだけ詳しくご要望を書いて頂き、よりお客様に合わせたバラの花束を作りたいと思います。
●鮮度へのこだわり
朝一番にバラの採花をして、日中冷蔵庫の中で十分に水揚げします。夕方に出荷をして翌日午前中にはお客様の元に届きます。余計な流通、バラを冷蔵庫でのストックなどしませんので鮮度が違います。
◆天城ローズファーム→お客様(最短で翌日)
◆バラ生産者→出荷調整の為冷蔵庫に保管→生花市場→中卸業者→生花店→ショーケースにて販売→お客様(最短で4日~)
●価格へのこだわり
生産者直売ですので余計なコストが掛かっていません。正直ぎりぎりです(笑)